ブルカニロBULUKANILOカムパネルラCAMPANELLAジョバンニGIOVANNIザネリZANELLI模型|MDF、ダイクロイックミラーフィルム、アクリル、ミラーシートModel | MDF, dichroic mirror film, acrylic, mirror filmH500 × W400 × D500mm ×3点
LED・イルミネーション・プロジェクションマッピングなど、光自体へ直接的なアプローチが進む中、光の濃淡や揺らぎ、そこから生まれる陰を楽しむための間接的な光へのアプローチが乏しくなった。この作品では、光の三つの演出要素「透過」「屈折」「反射」をそれぞれテーマとしたカラクリ仕掛けの行灯を制作。直線的な光のLED電球を光源に、カラクリを動かし、光へと間接的な干渉を行なうことで従来とは違ったアプローチにより豊かな光と影の表現を追求した。 宮﨑歩
「ブルカニロ」は木質繊維を原料とする成型板(MDF)による手動で回転運動する作品で、造形的陰影の時間的変化の様子を鑑賞することができる。歯車をスムーズに動かすための調整や、陰影を美しく見せるための工夫を2年間かけて試行錯誤しながら完成させた。木工からくりを参考とした緻密な機構と光の反射・屈折・透過の性質を活かした表現研究を実証実験しながら作品として昇華させていったプロセスを高く評価した。 デザイン情報学科教授 白石学
作者より
LED・イルミネーション・プロジェクションマッピングなど、光自体へ直接的なアプローチが進む中、光の濃淡や揺らぎ、そこから生まれる陰を楽しむための間接的な光へのアプローチが乏しくなった。この作品では、光の三つの演出要素「透過」「屈折」「反射」をそれぞれテーマとしたカラクリ仕掛けの行灯を制作。直線的な光のLED電球を光源に、カラクリを動かし、光へと間接的な干渉を行なうことで従来とは違ったアプローチにより豊かな光と影の表現を追求した。
宮﨑歩
担当教員より
「ブルカニロ」は木質繊維を原料とする成型板(MDF)による手動で回転運動する作品で、造形的陰影の時間的変化の様子を鑑賞することができる。歯車をスムーズに動かすための調整や、陰影を美しく見せるための工夫を2年間かけて試行錯誤しながら完成させた。木工からくりを参考とした緻密な機構と光の反射・屈折・透過の性質を活かした表現研究を実証実験しながら作品として昇華させていったプロセスを高く評価した。
デザイン情報学科教授 白石学