池田果厘

Ikeda Karin

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インスタレーション|鉄、木材、モーター、ほか
Installation art|Iron, wood, motor, other
H4000 × W3000 × D3000mm

作者より

人がメリーゴーラウンドを見て楽しそうと思う事、私がメリーゴーラウンドを見て苦しいと思う事。
その二つの視点には境目があります。
人に乗られ、同じところをぐるぐる回り、見世物にされている動物たち。
娯楽として、労働力として、食料として、遺伝子操作もされている動物たち。

乗らずにあなたが回した時、タイトルを見て改めて見た時、二つの視点の境目が出てきます。

池田果厘

担当教員より

自分と人の視点や感じ方のズレ、メリーゴーラウンドという楽しい夢を与えてくれる遊具を素直な自分の視点と対比させた考えが面白い。
作品は鉄線を使い素材を上手く活かしている、また、動物の造形がシンプルでとても美しい。
手動で動く事がより作品の魅力を増していた。

空間演出デザイン学科教授 太田雅公