切り刷り動物kiri suri animalシルクスクリーン|合板、油性インク、アルミニウム、油性ニス、紙、墨Silkscreen printing | Ply wood, oil based ink, aluminum, oil based varnish, paper, sumiH910 × W910mm ×22点
黒い紙で切り絵を作り、それを感光することでできる、生のカタチをシルクスクリーンで刷りました。 普段作成する切り絵は折り紙で作っていて、12色の限界を超えるためシルクスクリーンに切り絵を転写しました。その時に紙の質感など、細かい表情を出すために既存の作品を編集してプリンターで印刷して感光するのではなく、黒い紙で感光しました。 インクも特殊なインクなどを作りました。金やアルミニウム、墨、とき油を混色していて、全てのインクが複製可能なように、測りで正確に混色し管理もしています。 吉澤雄太
切り刷り動物は、30以上の動物の形態をとらえ、シルクスクリーンで実現した作品である。その形態はシンボリックでありながら、また具体的でもある。フィニッシュワークはシルクスクリーンによっているが、デテイルを見れば、輪郭は切り絵を用いており、また色彩はよくコントロールされているように、幾つかの表現メディアの効果的な組み合わせが試みられている。 基礎デザイン学科教授 小林昭世
作者より
黒い紙で切り絵を作り、それを感光することでできる、生のカタチをシルクスクリーンで刷りました。
普段作成する切り絵は折り紙で作っていて、12色の限界を超えるためシルクスクリーンに切り絵を転写しました。その時に紙の質感など、細かい表情を出すために既存の作品を編集してプリンターで印刷して感光するのではなく、黒い紙で感光しました。
インクも特殊なインクなどを作りました。金やアルミニウム、墨、とき油を混色していて、全てのインクが複製可能なように、測りで正確に混色し管理もしています。
吉澤雄太
担当教員より
切り刷り動物は、30以上の動物の形態をとらえ、シルクスクリーンで実現した作品である。その形態はシンボリックでありながら、また具体的でもある。フィニッシュワークはシルクスクリーンによっているが、デテイルを見れば、輪郭は切り絵を用いており、また色彩はよくコントロールされているように、幾つかの表現メディアの効果的な組み合わせが試みられている。
基礎デザイン学科教授 小林昭世