空漠Kubaku写真紙、ゲータフォーム、インクジェットプリント各H510 × W765mm(20点)
ひたすらに広がる景色の中をあてもなく彷徨う。 松浦里南
カメラを携えてあてどのない旅に出かけた作者は、その先々で目にした何気ない光景に言葉にできない予感、予兆のようなものを感じ、ふっと立ち止まってシャッターを押した。とりとめもなく広がる風景を前に、感情移入や自己主張を極力控え、風景それ自身が発する微細なシグナルを受動的な態度で静かに受け止めようとする、その写真的ともいえる態度、眼差しが清々しい。 映像学科教授 小林のりお
作者より
ひたすらに広がる景色の中をあてもなく彷徨う。
松浦里南
担当教員より
カメラを携えてあてどのない旅に出かけた作者は、その先々で目にした何気ない光景に言葉にできない予感、予兆のようなものを感じ、ふっと立ち止まってシャッターを押した。とりとめもなく広がる風景を前に、感情移入や自己主張を極力控え、風景それ自身が発する微細なシグナルを受動的な態度で静かに受け止めようとする、その写真的ともいえる態度、眼差しが清々しい。
映像学科教授 小林のりお