鶴岡正也

TSURUOKA Masaya

「偶する」―言葉にできない生命の叫び―
“Giving shape to the voice of my heart” – The Indescribable Cry of Life –

インスタレーション|流木、木材
H2100 × W8200 × D5500mm

作者より

内向的な性格で自分を曝け出すこと出来ず、言葉を上手く伝えることが出来ない私の中に存在する曖昧な何か、心、感情、思い、祈り、音、喜び、笑い、悲しみ、くだらないような些細なことですらも伝えたい。そんな私の生命の声を流木を用いて制作した木偶によって表現した作品です。

鶴岡正也

担当教員より

都市で育ち、沢山の音や、響きの良い言葉に囲まれて育ち、うまく話せない自分の存在、何も存在を示さなくても、何も変わらない社会や、学び。そんな彼が言葉を発し、表現をし始めたのは、産学宮崎プロジェクトでの出来事からだった。自分が声を出さないと、音がしない環境で声を出し始めた。沢山の声が返ってくる、漸く彼の心が動き始めた。それから、どんどん表現を始めた。宮崎で拾った、流木に無心で向かい始めた。それは彼の感情であり、言葉の数々。「木に偶する」ことで、言語化できない感情を、解き放っている。圧倒的な数、迫力に魅了されるであろう。

クリエイティブイノベーション学科教授 若杉浩一