Look and Findインスタレーション、映像|3DCGInstallation art, videoH1000 × W1800 × D30mm
全てを自由に構築する事ができる3DCGを用いて、より自由に、より楽しめる映像の制作を試みた。鑑賞者に見るポイントを委ねるため、常に街全体を提示し続けている。この作品はマルチカメラの手法を応用し、キュビズム的な映像制作を試みる第一歩としている。CGの自由度を最大限に活かし、全ての時間と出来事を共存させる映像を今後も追求していくこととする。椅子に座っているだけでは何も見えてはこない。 吉田春也
映像という形式は映像に内在する時間の全体を示すことはできない。一方、絵画は常に全体が示されている。『Look and Find』は、映像の制約の中に絵画的性質を追い求めた実験作品である。さらに作者が目指したことは、様々な距離をもって鑑賞できる絵画のような映像の模索である。 それは進歩する高解像度モニターに対応する映像表現についての彼独自の解答であり、映像の高精細化に見出した可能性は、映像作品の新たな鑑賞法に及んでいる。 映像学科教授 篠原規行
作者より
全てを自由に構築する事ができる3DCGを用いて、より自由に、より楽しめる映像の制作を試みた。鑑賞者に見るポイントを委ねるため、常に街全体を提示し続けている。この作品はマルチカメラの手法を応用し、キュビズム的な映像制作を試みる第一歩としている。CGの自由度を最大限に活かし、全ての時間と出来事を共存させる映像を今後も追求していくこととする。椅子に座っているだけでは何も見えてはこない。
吉田春也
担当教員より
映像という形式は映像に内在する時間の全体を示すことはできない。一方、絵画は常に全体が示されている。『Look and Find』は、映像の制約の中に絵画的性質を追い求めた実験作品である。さらに作者が目指したことは、様々な距離をもって鑑賞できる絵画のような映像の模索である。
それは進歩する高解像度モニターに対応する映像表現についての彼独自の解答であり、映像の高精細化に見出した可能性は、映像作品の新たな鑑賞法に及んでいる。
映像学科教授 篠原規行