皮鞣し教室へようこそWelcome to the Leather Tanning Roomパフォーマンス|皮、木、竹、藁、鉄インスタレーション|H11000 × W11000 × D2300mm本|H149 × W111mm(115ページ)
皮を革にする行為は死を保存する行為。革は死を象徴する、残酷だ、そう思っていないだろうか。紙も木の机も亡骸で作られている。命は一つ、草も木も人も平等にある。私たちがどれだけの命に支えられて生きているのか考えるきっかけになれたら私は嬉しい。 向後和真
原始的生き方への回帰を志し、住居や道具を自らの手で創出する実践を通じて皮鞣しに挑み、命との向き合い方や差別・偏見の歴史にまで行き着き、思索を広げた点が秀逸である。創出にあたっては周辺環境に存在している未利用資源や自然に還る素材を活用し、インターネット情報を参照しながら先人の扱った構造や保存技術を模倣しつつ工夫して実現した点も評価できる。その体験を通して得た事柄を1冊の本にまとめ、来場者に閲覧できるよう、また自ら講談を企画編集して語り聞かせた。制作に至る過程とモノと展示全体を卒業制作として総合的に提示したプレゼンテーションは、独自の社会性と作品を結び付ける意欲的成果として高く評価している。 空間演出デザイン学科教授 五十嵐久枝
作者より
皮を革にする行為は死を保存する行為。革は死を象徴する、残酷だ、そう思っていないだろうか。紙も木の机も亡骸で作られている。命は一つ、草も木も人も平等にある。私たちがどれだけの命に支えられて生きているのか考えるきっかけになれたら私は嬉しい。
向後和真
担当教員より
原始的生き方への回帰を志し、住居や道具を自らの手で創出する実践を通じて皮鞣しに挑み、命との向き合い方や差別・偏見の歴史にまで行き着き、思索を広げた点が秀逸である。創出にあたっては周辺環境に存在している未利用資源や自然に還る素材を活用し、インターネット情報を参照しながら先人の扱った構造や保存技術を模倣しつつ工夫して実現した点も評価できる。その体験を通して得た事柄を1冊の本にまとめ、来場者に閲覧できるよう、また自ら講談を企画編集して語り聞かせた。制作に至る過程とモノと展示全体を卒業制作として総合的に提示したプレゼンテーションは、独自の社会性と作品を結び付ける意欲的成果として高く評価している。
空間演出デザイン学科教授 五十嵐久枝