Caravanserai
プレゼンテーション|スチレンボード、バルサ材、画用紙、木材、ほか
模型|H250 × W1300 × D1200mm
KIOSK|H2000 × W2550 × D2300mm
マテリアルプラン|H800 × W1000 × D650mm
看板|H300 × W300 × D550mm、ほか
Caravanserai
プレゼンテーション|スチレンボード、バルサ材、画用紙、木材、ほか
模型|H250 × W1300 × D1200mm
KIOSK|H2000 × W2550 × D2300mm
マテリアルプラン|H800 × W1000 × D650mm
看板|H300 × W300 × D550mm、ほか
作者より
2020年のコロナ禍以降、家庭での料理需要が高まり、スパイスやシーズニングは新たな関心を集めた。昨今では物価高による節約・健康志向の高まりからそれらの価値は再び照らし出されたが、一方で主流的な調味料としては認識されにくく、料理実践への関与度が高い特定層に偏在するものという見方が未だ根強い。
本作は、作者の父が営む「ユーラシア食品」のリブランディングを起点に、より多くの人がスパイスやシーズニングに親しむ事の出来る空間を構想するものである。多文化の商人達が行き交う交易の中継地点 “キャラバンサライ” に准え、様々な文化を受け入れつつも「日本人の味覚に合う調味料を提案する」という芯を保ち続ける姿勢を「日本のキャラバンサライ」としリブランディングを行った。
長橋利代子
担当教員より
一年半にわたるゼミでの思考と実験、そしてフィールドワークによって培われた確かなリアリティが、長橋の卒業制作には明確な時間軸として刻まれている。都市の具体条件を身体感覚で捉え、粘り強くプランの再考を重ねた末に、静かなファンタジーを重ね合わせ、独自の世界線を立ち上げている点が評価できる。空間・構造・物語が乖離せずに統合された完成度の高さは特筆すべきで、現実に根差しながらも、わずかに夢を見る距離感が心地よい。
空間演出デザイン学科教授 片山正通