BITE DESKガラス繊維、樹脂、鉄Glass fiber, resin, ironH740 × W1038 × D600mm
BITE CHAIRガラス繊維、樹脂、鉄Glass fiber, resin, ironH767 × W429 × D487mm
BITE CHAIRは座面が脚に噛み付いている形状が特徴のワーキングチェアです。 座面と脚の接合部分を一点に集中させたキャンティレバー構造により、柔らかな座り心地を生み出し座面を金属パイプで挟み込むことにより華奢な見た目とは相反する実用強度を実現しています。 また、この構造を用いることで3つのパーツにノックダウンすることが可能になりました。 同一の造形言語を用いてデザインされたBITE DESKは、天板に現れたスリットにより電子機器などのケーブルマネージメントを容易にします。 池田美祐
構造の研究と造形性を探求した上でその限界に挑んだ緊張感のある椅子である。挟み込むというテーマのもと、数えきれないほどの試作を繰り返し、構造強度優先で進められる家具デザインの工程に疑問を持ち、造形性を犠牲にすることなく必要強度を持たせる事に成功した事は高く評価したい。デザインを進めてスタッキング機能が加わればさらに製品としての完成度が上がることだろう。可能性を秘めた作品として、さらなる発展・展開に期待したい。 工芸工業デザイン学科准教授 山中一宏
作者より
BITE CHAIRは座面が脚に噛み付いている形状が特徴のワーキングチェアです。
座面と脚の接合部分を一点に集中させたキャンティレバー構造により、柔らかな座り心地を生み出し座面を金属パイプで挟み込むことにより華奢な見た目とは相反する実用強度を実現しています。
また、この構造を用いることで3つのパーツにノックダウンすることが可能になりました。
同一の造形言語を用いてデザインされたBITE DESKは、天板に現れたスリットにより電子機器などのケーブルマネージメントを容易にします。
池田美祐
担当教員より
構造の研究と造形性を探求した上でその限界に挑んだ緊張感のある椅子である。挟み込むというテーマのもと、数えきれないほどの試作を繰り返し、構造強度優先で進められる家具デザインの工程に疑問を持ち、造形性を犠牲にすることなく必要強度を持たせる事に成功した事は高く評価したい。デザインを進めてスタッキング機能が加わればさらに製品としての完成度が上がることだろう。可能性を秘めた作品として、さらなる発展・展開に期待したい。
工芸工業デザイン学科准教授 山中一宏