曽我修治

SOGA Shuji

受動社会から中動社会への変遷を促す地域デザインの考察
Consideration of Community Design for the Transition from a Passive to a Middle-Active Society

アクリル絵具、ペットボトルキャップ、レジン、シリコングリース、ガーデンシュレッダー、射出成形機、ほか
論文|95ページ(50,000字)
絵画|H900 × W900mm

作者より

動詞の態の一つである中動態の概念を参照し、受動的な社会への包摂とその超克について考察した。受動社会から中動社会への変遷の鍵概念である中動態的な思考を促すデザインを中動体験と名づけ、これを理解いただくための作品をアート、理論解説、実践(ワークショップ)から構成した。

曽我修治

担当教員より

本研究は、古代⽂法の⽤語であった中動態に着⽬し、新たに中動体験というビジョンを打ち出すことで、社会のひとりひとりの主体的な社会活動参加の枠組みを作り出す可能性を検討した。研究においては、地域コミュニティ、江⼾⽂化、循環経済活動といった様々な分野を題材として実践を⾏い、考察を深めている点が評価される。サイバネティクス理論と組み合わせて独⾃のモデルも構築しており、デザインの⺠主化が求められるこれからの社会での応⽤が期待される。

クリエイティブイノベーション学科教授 ⻑⾕川敦士