ATOMIC ELEMENTS reconsideration BAUHAUS,HfG Ulm-はじまりのカタチ バウハウス・ウルム造形大学再考-形態展開図Atomic ElementsH297 × W210mm × 27点模型|紙、木材、アクリル樹脂、ラッカースプレーModel|Paper, wood, acrylic resin、lacquerH200 × W200 × D100mm × 45点年表Chronological tableH470 × W325mm
ATOMIC ELEMENTS は、幾何形態をベースに、身体・道具・素材といった複数の要素を多角的な視点で掛け合わせ、形態を展開していくプロジェクトである。本作は、「バウハウス」と「ウルム造形大学」に共通するカリキュラム[基礎課程]に着目し、双方に流れる思想を調査・分析・再考していった結果導き出された。結果よりも形態の展開プロセス自体を目的とし、技術とデザインの連携を推進すると共に、身体性を欠くことなく制作していくこと、デザインにおける領域を横断しながら制作していくことを目標とした。 庄司竜郎
20世紀いっぱいかけて磨き上げられたモダンデザイン。この時代を生きた世代にとって、この領域は手垢にまみれた領域のように映る。しかし、平成生まれの学生にとっては、未知であるばかりでなく、可能性に満ち溢れた領域でもあるのだ。デッサウの石畳を歩き、ウルムの教室の扉を開ける……。アルバースの基礎造形、アイヒャーの組版。庄司の卒業制作は、身体と思考、技芸と美学の記録である。 視覚伝達デザイン学科教授 白井敬尚
作者より
ATOMIC ELEMENTS は、幾何形態をベースに、身体・道具・素材といった複数の要素を多角的な視点で掛け合わせ、形態を展開していくプロジェクトである。本作は、「バウハウス」と「ウルム造形大学」に共通するカリキュラム[基礎課程]に着目し、双方に流れる思想を調査・分析・再考していった結果導き出された。結果よりも形態の展開プロセス自体を目的とし、技術とデザインの連携を推進すると共に、身体性を欠くことなく制作していくこと、デザインにおける領域を横断しながら制作していくことを目標とした。
庄司竜郎
担当教員より
20世紀いっぱいかけて磨き上げられたモダンデザイン。この時代を生きた世代にとって、この領域は手垢にまみれた領域のように映る。しかし、平成生まれの学生にとっては、未知であるばかりでなく、可能性に満ち溢れた領域でもあるのだ。デッサウの石畳を歩き、ウルムの教室の扉を開ける……。アルバースの基礎造形、アイヒャーの組版。庄司の卒業制作は、身体と思考、技芸と美学の記録である。
視覚伝達デザイン学科教授 白井敬尚