へきれきhekirekiインスタレーション|ミクストメディアInstallation art|Mixed media
自然は美しい。自然は圧倒的な感動を与えてくれる。美しいものは数多くあるが、自然はその次元を超えて、人類に共通して美しいと感じさせる何かが潜んでいる。この自然の中に潜むものは何か。私はこの作品を通してそこに近付こうと考えた。 自然の中で雷をモチーフに選んだ。真っ暗な何もない空間に一瞬にして閃光が現れ、気付いた時には何もなかったかのように消えてしまう。ただの雷の再現ではなく、雷の美しさに潜む言葉では表せない何かを、形、感覚として表現したかった。 谷口敦紀
雷のカタチには二つと同じものがない刹那の美しさがある。真っ暗な室内を使ってその閃光の緊張感と儚さとを体感する装置、それが谷口の作品だ。光がランダムに現れる間合いを緻密に設計し、自然の畏怖と無限の空間を見るものに感じさせる。足元の明かりや静けさを誘うかすかな放電を模した音など、へきれきと対峙する状況の全てが巧緻を極めた作品であり、その構成力と完成度が高く評価された。 基礎デザイン学科教授 柴田文江
作者より
自然は美しい。自然は圧倒的な感動を与えてくれる。美しいものは数多くあるが、自然はその次元を超えて、人類に共通して美しいと感じさせる何かが潜んでいる。この自然の中に潜むものは何か。私はこの作品を通してそこに近付こうと考えた。
自然の中で雷をモチーフに選んだ。真っ暗な何もない空間に一瞬にして閃光が現れ、気付いた時には何もなかったかのように消えてしまう。ただの雷の再現ではなく、雷の美しさに潜む言葉では表せない何かを、形、感覚として表現したかった。
谷口敦紀
担当教員より
雷のカタチには二つと同じものがない刹那の美しさがある。真っ暗な室内を使ってその閃光の緊張感と儚さとを体感する装置、それが谷口の作品だ。光がランダムに現れる間合いを緻密に設計し、自然の畏怖と無限の空間を見るものに感じさせる。足元の明かりや静けさを誘うかすかな放電を模した音など、へきれきと対峙する状況の全てが巧緻を極めた作品であり、その構成力と完成度が高く評価された。
基礎デザイン学科教授 柴田文江