映像エージェントのアフォーダンスのデザイン─協調的インタラクションを目指して-Designing Affordance for Video Agents-Toward Cooperative Interaction-ディスプレイ、赤外線カメラ、コンピュータサイズ可変論文|143ページ(82,303字)
本研究の目的は、人と映像エージェントの振る舞いが互いに変化することで生まれる協調的インタラクションの構築である。 本研究では、人工知能技術を用いて、人の振る舞いに応じた映像エージェントの振る舞いを生成するインタラクションシステムGENNY(ジェニー)を制作した。 インタラクション実験の結果から、映像エージェントの連続的かつ多様な振る舞いがアフォーダンスとなり、参加者の創発的な振る舞いを引き出し、人と映像エージェントの間で知覚と行為の循環が行われていることを確認した。 安井彩乃
人と、その振る舞いをセンサリングした結果の映像との相互作用を探究するため、独自のアルゴリズムを開発しその検証を行った。人がその振る舞いにもとづいて生成される映像によって「つい動かされる」しくみを構築した。骨格検出やふるまいの特徴検出において、独自に内部モデルを構築しており、インタラクションを構築するための基礎研究として評価できる。今後、有機的なシステムとして統合されていく成果が期待される。 クリエイティブイノベーション学科教授 長谷川敦士
作者より
本研究の目的は、人と映像エージェントの振る舞いが互いに変化することで生まれる協調的インタラクションの構築である。
本研究では、人工知能技術を用いて、人の振る舞いに応じた映像エージェントの振る舞いを生成するインタラクションシステムGENNY(ジェニー)を制作した。
インタラクション実験の結果から、映像エージェントの連続的かつ多様な振る舞いがアフォーダンスとなり、参加者の創発的な振る舞いを引き出し、人と映像エージェントの間で知覚と行為の循環が行われていることを確認した。
安井彩乃
担当教員より
人と、その振る舞いをセンサリングした結果の映像との相互作用を探究するため、独自のアルゴリズムを開発しその検証を行った。人がその振る舞いにもとづいて生成される映像によって「つい動かされる」しくみを構築した。骨格検出やふるまいの特徴検出において、独自に内部モデルを構築しており、インタラクションを構築するための基礎研究として評価できる。今後、有機的なシステムとして統合されていく成果が期待される。
クリエイティブイノベーション学科教授 長谷川敦士