まちに家をみるFinding a House within the Townプレゼンテーション|ミクストメディアH1350 × W950 × D700mm
まちにすでに存在している日常の中で無意識に通過されてきた風景を、インテリア空間として想像し、住宅という形式によって可視化することで、新しいインテリア空間を考えると共に、まちを形成する住宅としてのあり方を問うものである。12個の断片が一つの住宅を構成することで、住宅は単なる生活の器に留まることなく、三鷹というまちの断片的な記憶が生活とシームレスにつながり続ける。まちを経験してきた身体感覚を内部に抱え込みながら、日常の中でまちと向き直すための住まいの形である。 雲山一周
この作品はタイトルの通り、都市空間の様相を住空間に取り込む試みであるが、都市の文化的背景や歴史といった人文学的な要素からではなく、都市の表層に現れる造形そのものに着目している点に特徴がある。恣意性を排した均等な間隔によるマッピングによって場の形態を選び取り、新たな空間として再構築している。明確な意味付けや機能的プログラムに依拠しない条件設定から立ち上がる空間は予測しがたい要素が併置・衝突する場となり、使い手の多様な解釈を許容する余地を与えている。室内空間の在り方を物語性やプログラムによらない造形操作と構成によって問い直す、実験的な試みとして評価した。 工芸工業デザイン学科教授 伊藤真一
作者より
まちにすでに存在している日常の中で無意識に通過されてきた風景を、インテリア空間として想像し、住宅という形式によって可視化することで、新しいインテリア空間を考えると共に、まちを形成する住宅としてのあり方を問うものである。12個の断片が一つの住宅を構成することで、住宅は単なる生活の器に留まることなく、三鷹というまちの断片的な記憶が生活とシームレスにつながり続ける。まちを経験してきた身体感覚を内部に抱え込みながら、日常の中でまちと向き直すための住まいの形である。
雲山一周
担当教員より
この作品はタイトルの通り、都市空間の様相を住空間に取り込む試みであるが、都市の文化的背景や歴史といった人文学的な要素からではなく、都市の表層に現れる造形そのものに着目している点に特徴がある。恣意性を排した均等な間隔によるマッピングによって場の形態を選び取り、新たな空間として再構築している。明確な意味付けや機能的プログラムに依拠しない条件設定から立ち上がる空間は予測しがたい要素が併置・衝突する場となり、使い手の多様な解釈を許容する余地を与えている。室内空間の在り方を物語性やプログラムによらない造形操作と構成によって問い直す、実験的な試みとして評価した。
工芸工業デザイン学科教授 伊藤真一