内原和之

UCHIHARA Kazuyuki

ポートレート
portrait

暮れるまで
until the sun goes down

遠く
distant view

モラトリアム
moratorium

今だけの色
color at the moment

ふらり
wandering

昼下がり
early afternoon

昼下がり
early afternoon

夏の島
summer island

島の景色
a scene on the island

待ちの空
waiting under the sky

憧憬
longing

早起き
get up early

よそ者
stranger

四月の便り
April letter

ひとり
alone

あつめる、ならべる、えがく
collect, put, paint

あつめる、ならべる、えがく
collect, put, paint

あつめる、ならべる、えがく
collect, put, paint

白亜地、布、パネル、油絵具
H180 × W140mm、H273 × W220mm、H160 × W273mm、H180 × W180mm、H150 × W120mm、H140 × W180mm、H180 × W140mm、H180 × W140mm、H333 × W530mm、H158 × W227mm、H180 × W180mm、H150 × W120mm、H80 × W80mm、H410 × W410mm、H180 × W140mm、H652 × W652mm、H227 × W227mm、H227 × W227mm、H227 × W227mm

作者より

今回の卒業制作では、自身の作品を「もの」と「場所」に二分し展示を構成しました。「もの」は、生活圏や旅先で集めたモチーフを出発点として、「場所」は、自ら足を運び、探索し、発見するという、実地での体験を通して得た感覚を出発点として制作しています。さまざまな体験や関わりの中で、引き寄せられるように現在身の回りにある「もの」、強く印象に残っている「場所」。それらが自分にとってどのような意味を持っているのか、描くという行為を通して探ろうとしているように思います。

内原和之

担当教員より

内原和之は小さな絵画にこだわりを示し、その姿勢は一貫している。本作は長野県の乗鞍と長崎県の壱岐島をめぐった旅の経験を元に描いた作品群から成っている。偏愛をうかがわせる昆虫や小動物と、旅先の素朴な風景に占められており、壁面に展開された絵画を目で追い、その精緻な描写に目を奪われているうちに、虫眼鏡を覗くかのような注視と、望洋と遠くを眺めた内原の視線にいつしか同調し、鑑賞者は視覚を遠く近く、ダイナミックに往復していることに気づくだろう。

油絵学科教授 諏訪敦