シュウ ウケツ

Zhou Yujie

VIA
2040 AUTONOMOUS SHARED MOBILITY

ABS樹脂、3Dプリンター
ABS resin, 3D printer
H472 × W737 × D362mm

作者より

2040年、パーソナルモビリティと公共の交通機関がメインの移動手段であるスーパー都市に置く、自動運転技術を用いて都市部の空間を活用した友人同士で乗ることができるモビリティ

シュウ ウケツ

担当教員より

自動化技術が進んだ20数年後のシェアモビリティーである。例えばエアポートや都市中心部など、おそらく広大で平坦な空間でのオンデマンドタクシーとしての用途が想像できる。軽量なシェルとフォールディングシートから成る主骨格が特徴的である。
公共性を考えウォークスルーであり、置かれていても歩行者を邪魔しない。自動制御により前後左右とも自由に移動できる。自動運転EVとしての新しいモビリティーを示唆するこの作品は、いわゆる自動車の延長上にない新しい姿であり、秀逸である。

工芸工業デザイン学科教授 稲田真一