かたちの絵本Picture Book of Shape本|紙Book|PaperH218 × W220mm × 6点
「かたちと意味」をテーマに、かたちに条件を与え意味の変化を探る様々な実験を行ってきた。条件とは、同じ図の構成で「色を変化させる」「線の質感を変化させる」「言葉を加える」「配置を変える」などである。これらを通して気づいたことは、「1つのかたちが、条件をつけることで別の意味やイメージに変わる面白さ」だった。そこには子供の頃に感じたような、見つけた時のわくわく感や、気づいた時の喜びがつまっていた。 髙橋里奈
「ことばとかたち・イメージと意味とは何だろう」その問いが彼女の制作の出発点だった。そこから今回の絵本のサブタイトルにもなった色・シルエット・言葉・イメージ・錯視・メタモルフォース・インタラクティブなどをキーワードに膨大な造形スタディを行った。彼女はそれらを統合するために絵本という媒体を選び、ストーリーと絵が作られた。彼女の作品が、読んで見て単純に楽しめると同時に、その背後に視覚造形への深い思考を感じさせてくれるのはその丁寧なプロセスにある。 視覚伝達デザイン学科教授 寺山祐策
作者より
「かたちと意味」をテーマに、かたちに条件を与え意味の変化を探る様々な実験を行ってきた。条件とは、同じ図の構成で「色を変化させる」「線の質感を変化させる」「言葉を加える」「配置を変える」などである。これらを通して気づいたことは、「1つのかたちが、条件をつけることで別の意味やイメージに変わる面白さ」だった。そこには子供の頃に感じたような、見つけた時のわくわく感や、気づいた時の喜びがつまっていた。
髙橋里奈
担当教員より
「ことばとかたち・イメージと意味とは何だろう」その問いが彼女の制作の出発点だった。そこから今回の絵本のサブタイトルにもなった色・シルエット・言葉・イメージ・錯視・メタモルフォース・インタラクティブなどをキーワードに膨大な造形スタディを行った。彼女はそれらを統合するために絵本という媒体を選び、ストーリーと絵が作られた。彼女の作品が、読んで見て単純に楽しめると同時に、その背後に視覚造形への深い思考を感じさせてくれるのはその丁寧なプロセスにある。
視覚伝達デザイン学科教授 寺山祐策