煩悩の鐘Bell of Worldly Desiresインタラクション|布、木材、Arduino、Processing、パソコンH2800 × W2500 × D2500mm、H1450 × W600 × D500mm
除夜の鐘で消す108個の煩悩をキャラクター化し、108体のぬいぐるみにして煩悩の鐘を制作した。煩悩を物量で見て、さらに消される時の叫び声を聞くことで年に一度の鐘つきによる清めを再認識し、日ごろの行いに目を向け、さらなる心の浄化と優しい社会を作る一助になればと思う。 岩本愛永
現代の日本では、年末行事の形骸化が一層進み、騒音問題を理由に除夜の鐘を中止する寺院が増加している現状は、その象徴的な事例といえる。本作品は、仏教への関心が希薄になりつつある世代に対し、梵鐘を108回つく行為―すなわち「人間の煩悩への自覚」―の意義を、過度な説明に頼らずとも、体験的かつ自然な理解へと導く点は極めて秀逸である。また、制作意義とコンセプトはいずれも明快であり、インタラクティブアート作品として高い完成度を備えている。 デザイン情報学科教授 白石学
作者より
除夜の鐘で消す108個の煩悩をキャラクター化し、108体のぬいぐるみにして煩悩の鐘を制作した。煩悩を物量で見て、さらに消される時の叫び声を聞くことで年に一度の鐘つきによる清めを再認識し、日ごろの行いに目を向け、さらなる心の浄化と優しい社会を作る一助になればと思う。
岩本愛永
担当教員より
現代の日本では、年末行事の形骸化が一層進み、騒音問題を理由に除夜の鐘を中止する寺院が増加している現状は、その象徴的な事例といえる。本作品は、仏教への関心が希薄になりつつある世代に対し、梵鐘を108回つく行為―すなわち「人間の煩悩への自覚」―の意義を、過度な説明に頼らずとも、体験的かつ自然な理解へと導く点は極めて秀逸である。また、制作意義とコンセプトはいずれも明快であり、インタラクティブアート作品として高い完成度を備えている。
デザイン情報学科教授 白石学