文字に重力は作用しているか?the semiotic power struggleモニター、紙インスタレーション|サイズ可変本|52ページ
文字は概念と物の狭間にある興味深い存在である。文字に重力は作用しているか?と問うことにつきまとうナンセンスさは、文字がいかに物体から離れた概念的存在として扱われているかを浮き彫りにする。本作品では、文字を歴史的に扱うのではなく、あくまでもその形態を計量的に扱う方法を模索し、全常用漢字をその字形の図形的特性から分類し、一つの造形詩として提示する。 大加眞資
文字が概念と物の狭間にあるように、この作品もまた芸術と研究の狭間に存在している。文字を徹底的に形態から分類するというその研究的着眼点の面白さはさることながら、それをインタラクティブなグラフィックへと昇華する手法は見事である。それにとどまらず、美術批評、哲学、タイポグラフィ史、コンクリートポエトリー等の多元的な系譜を踏まえて視覚的にまとめ上げた作品構成に圧倒される。デザイン情報学とは何かという問いに一つの回答を与える、秀逸な作品である。 デザイン情報学科准教授 井上尚司
作者より
文字は概念と物の狭間にある興味深い存在である。文字に重力は作用しているか?と問うことにつきまとうナンセンスさは、文字がいかに物体から離れた概念的存在として扱われているかを浮き彫りにする。本作品では、文字を歴史的に扱うのではなく、あくまでもその形態を計量的に扱う方法を模索し、全常用漢字をその字形の図形的特性から分類し、一つの造形詩として提示する。
大加眞資
担当教員より
文字が概念と物の狭間にあるように、この作品もまた芸術と研究の狭間に存在している。文字を徹底的に形態から分類するというその研究的着眼点の面白さはさることながら、それをインタラクティブなグラフィックへと昇華する手法は見事である。それにとどまらず、美術批評、哲学、タイポグラフィ史、コンクリートポエトリー等の多元的な系譜を踏まえて視覚的にまとめ上げた作品構成に圧倒される。デザイン情報学とは何かという問いに一つの回答を与える、秀逸な作品である。
デザイン情報学科准教授 井上尚司