内藤陽太

Naito Yota

木生
Revive

インスタレーション|割り箸
Installation art | Disposable chopsticks

作者より

自然の木であった頃の周りに絡み付いていく様を割り箸の姿で表現した。

内藤陽太

担当教員より

内藤陽太は割り箸に向かい合った。割り箸の素性、役割、そして構造に興味を持ち、割り箸を割る寸前の応力を生かす構造体を無数に実験した。その経験を素に、強固な建築に儚い割り箸が寄生する様を造形した。繊細な線の連なりが建築の5階まで絡みつき、割り箸の素である「木」が蘇生した姿を醸し出した。

空間演出デザイン学科教授 小泉誠