刻々Kokukokuインスタレーション|OHPフィルムH3800 × W5400 × D300mm
移ろい続ける自然の新しい表情と出会う。 自然と共に生きている、ということに気づく。 諏訪萌々子
諏訪さんは、建物の隙間に差し込む光や吹き抜ける風など、その場所に固有の現象に着目した。卒業制作のために行き着いたのが、図書館テラスにぽっかりと空いた開口部だった。目に見えない空間の皮膜を可視化するような装置を発案した。一見、シンプルに見える構造の裏では、既存の環境と一体化させるために試行錯誤を要した。その結果、軽やかで繊細なものが立ち現れた。細やかな動きもさることながら、強風で突然音を立てながら震え出す瞬間は、作者にも予想外の展開だったのではないか。偶然の幸運を呼びよせたことも本作の魅力だ。 空間演出デザイン学科教授 鈴木康広
作者より
移ろい続ける自然の新しい表情と出会う。
自然と共に生きている、ということに気づく。
諏訪萌々子
担当教員より
諏訪さんは、建物の隙間に差し込む光や吹き抜ける風など、その場所に固有の現象に着目した。卒業制作のために行き着いたのが、図書館テラスにぽっかりと空いた開口部だった。目に見えない空間の皮膜を可視化するような装置を発案した。一見、シンプルに見える構造の裏では、既存の環境と一体化させるために試行錯誤を要した。その結果、軽やかで繊細なものが立ち現れた。細やかな動きもさることながら、強風で突然音を立てながら震え出す瞬間は、作者にも予想外の展開だったのではないか。偶然の幸運を呼びよせたことも本作の魅力だ。
空間演出デザイン学科教授 鈴木康広