Moving Parkプロダクトデザイン|PLA樹脂、PVC樹脂、レジン、アルミ、布、3Dプリント模型|H285 × W1200 × D250mm
2050年、高速で便利な公共交通が整備された都市の中では「たまにはゆっくり、焦らず移動したい」という気持ちが高まると考えた。 そんな気持ちに応える公共的な移動空間は公園のようにゆったりと心地よく過ごせる空間ではないか。 都市内の基幹道路上の路線を低速で自動運行するこのモビリティは利用者のパーソナルスペースを重視しシートの形状や配置からパッケージングを進めることで今までの公共モビリティとは異なる姿の「動く公園」となった。 北條良孝
公共交通の多くは移動の効率や目的の為、背筋を伸ばして座る四角四面な空間になりがちである。将来に向けて多様な交通がシームレスに繋がれば、移動のひと時も心地良くゆったりと過ごしたくなるだろう。この提案は「公園」をキーワードに、まるでサヤエンドウの様なフォルムの中で四季の変化をゆるりと感じながらくつろいで移動できる公共空間であり、各駅停車的な存在価値に着目した発想も独自であり面白い。 工芸工業デザイン学科教授 稲田真一
作者より
2050年、高速で便利な公共交通が整備された都市の中では「たまにはゆっくり、焦らず移動したい」という気持ちが高まると考えた。
そんな気持ちに応える公共的な移動空間は公園のようにゆったりと心地よく過ごせる空間ではないか。
都市内の基幹道路上の路線を低速で自動運行するこのモビリティは利用者のパーソナルスペースを重視しシートの形状や配置からパッケージングを進めることで今までの公共モビリティとは異なる姿の「動く公園」となった。
北條良孝
担当教員より
公共交通の多くは移動の効率や目的の為、背筋を伸ばして座る四角四面な空間になりがちである。将来に向けて多様な交通がシームレスに繋がれば、移動のひと時も心地良くゆったりと過ごしたくなるだろう。この提案は「公園」をキーワードに、まるでサヤエンドウの様なフォルムの中で四季の変化をゆるりと感じながらくつろいで移動できる公共空間であり、各駅停車的な存在価値に着目した発想も独自であり面白い。
工芸工業デザイン学科教授 稲田真一