西尾香央理

NISHIO Kaori

つるぎ今今物語
TSURUGI IMAIMA MONOGATARI

紙、布
本|H234 × W84mm
パネル|H841 × W541mm(3点)、H600 × W900mm(2点)
ぬいぐるみ|約H80 × W125 × D180mm
サコッシュ|約H300 × W120mm

作者より

現代において、まちへの愛着は希薄になってはいないだろうか。まちの変化が地域に暮らす人々の生活実感からかけ離れたものになってはいないだろうか。本作品は、石川県の小さなまち・鶴来を舞台に制作した創作民話が、まちの再発見や愛着につなげることを目指す。参加者は、まちに点在する6つの民話を集め、本に挟み、ひとつの物語を完成させる。見過ごされてきた「今」の風景や出来事に目を向けるきっかけになることを期待している。

西尾香央理

担当教員より

地域の店舗協力に始まり、モニターツアー実施までのツール制作や仕掛けづくり、そして当日のまち歩きから民話づくりと振り返りまで、入念な準備と地域とのつながりがあってこそ成し得たプロジェクトである。参加者は自作の民話づくりをとおして街への愛着が生まれ、ひいては鶴来の関係人口が増えることも予想される。また本取組みに際しては、課題で取り組んだまち歩きワークショップがきっかけとなっており、学びの積み上げがあったことも高く評価したい。

造形学部 通信教育課程 教授 上原幸子