九龍城砦Kowloon Walled Cityモニター、スピーカー、ディスプレイ、ヘッドフォンアニメーション|08分10秒ドキュメンタリー|13分54秒
1991年、香港。九龍城砦の解体が始まった。その頃、一人の男がこの街へと戻ってくる。 過去をなぞるように歩きながら、失われつつある城砦の痕跡を断片的につなぎ合わせていく。個人の記憶と都市の時間がすれ違う。 大きな時代の流れの中で取り残されたのは、九龍城砦ではなく彼自身だったのかもしれない…。 何俊文
作者の故郷・香港にかつて存在した九龍城砦は、清朝末期から20世紀にかけてこの都市が辿った数奇で複雑な歴史を象徴する存在であった。作者は、自ら収集した膨大な歴史資料をもとにCGを用いて失われたその空間を精緻に再構築し、そこに生きた人々の断片的な情景とモノローグを通して、激動する国際政治に翻弄された人々と時代の感情を、静謐かつ詩的に描き出している。また、補足資料として同時に制作されたドキュメンタリー映像も、作品への歴史的理解を深める点で秀逸である。 視覚伝達デザイン学科教授 寺山祐策
作者より
1991年、香港。九龍城砦の解体が始まった。その頃、一人の男がこの街へと戻ってくる。
過去をなぞるように歩きながら、失われつつある城砦の痕跡を断片的につなぎ合わせていく。個人の記憶と都市の時間がすれ違う。
大きな時代の流れの中で取り残されたのは、九龍城砦ではなく彼自身だったのかもしれない…。
何俊文
担当教員より
作者の故郷・香港にかつて存在した九龍城砦は、清朝末期から20世紀にかけてこの都市が辿った数奇で複雑な歴史を象徴する存在であった。作者は、自ら収集した膨大な歴史資料をもとにCGを用いて失われたその空間を精緻に再構築し、そこに生きた人々の断片的な情景とモノローグを通して、激動する国際政治に翻弄された人々と時代の感情を、静謐かつ詩的に描き出している。また、補足資料として同時に制作されたドキュメンタリー映像も、作品への歴史的理解を深める点で秀逸である。
視覚伝達デザイン学科教授 寺山祐策