Naturalプレゼンテーション|スチレンボード、紙、木材写真|H1189 × W841mm(6点)本|H386 × W297mm、H297 × W210mm標本|H400 × W600 × D450mm
拾うという行為から始まり、観察を通して知覚した自然への感動を記録すること、そして通常人々が目を向けることのない場所にある価値を捉えることがこの作品の目的です。 また、制作の上で博物図譜をリサーチしたということもあり、本というメディアに落とし込んでいます。 接写カメラにより映し出されたミクロの世界を楽しんで頂ければ幸いです。 田村日和子
博物図譜史に強い関心を持っていた作者は、頻繁に海辺に出かけ、貝殻や石などを拾い集め、持ち帰って詳細に観察し、写真によって記録し続けてきた。そこには必ずしも美しいとは言えない不気味さ、正体不明のもの、朽ちたものなど、不完全ゆえに学問上は無価値かという疑問も持った。しかし作者は生物学者との対話を通して、逆説的にそこには独自の価値があることに気づいた。膨大な時間の経過と現象を語るその朽ちゆく質感、生物進化が生んだ構造の断片、他の生物との共生の痕跡などである。結果として彼女の作品は驚くべき自然の美を見事に表象している。 視覚伝達デザイン学科教授 寺山祐策
作者より
拾うという行為から始まり、観察を通して知覚した自然への感動を記録すること、そして通常人々が目を向けることのない場所にある価値を捉えることがこの作品の目的です。
また、制作の上で博物図譜をリサーチしたということもあり、本というメディアに落とし込んでいます。
接写カメラにより映し出されたミクロの世界を楽しんで頂ければ幸いです。
田村日和子
担当教員より
博物図譜史に強い関心を持っていた作者は、頻繁に海辺に出かけ、貝殻や石などを拾い集め、持ち帰って詳細に観察し、写真によって記録し続けてきた。そこには必ずしも美しいとは言えない不気味さ、正体不明のもの、朽ちたものなど、不完全ゆえに学問上は無価値かという疑問も持った。しかし作者は生物学者との対話を通して、逆説的にそこには独自の価値があることに気づいた。膨大な時間の経過と現象を語るその朽ちゆく質感、生物進化が生んだ構造の断片、他の生物との共生の痕跡などである。結果として彼女の作品は驚くべき自然の美を見事に表象している。
視覚伝達デザイン学科教授 寺山祐策