花紋大皿Large plate with Flower pattern陶土、化粧土、泥しょう|スリップウェアCeramic clay, engobe, mud | SlipwareH50 × W310 × D310mm ×6点
スリップウェアとはクリーム状の化粧土の上に化粧土で重ね掛けをし装飾をして焼き上げた陶器全般のことを言います。スリップウェアのやわらかくぽってりとした表現と化粧土を伸ばして出来た細い線組み合わせ、豊かな動きの植物模様を描きました。花畑や草花の茂みの一部を切り取ってうつわの上にバサッと乗せたような、自然に生きている花や草の印象を大切にし、花や葉っぱの葉脈一本一本生命を与えるように表現しました。 荒井彩乃
スリップウェアと呼ばれる液状の土(泥漿)で描かれた大皿である。 華やかで緻密な文様が描かれていながら、力強さも感じる。飾るだけでなく、使ってみたくなる器だ。 この作品はスポイトで垂らした泥漿を引っ掻いて複雑な文様を描いている。 植物の持つしなやかさと流動性を使ったこの表現の組み合わせも、作者の世界観とうまく調和している。使うことへの視点を忘れず、表現することを楽しんだ作品と言える。 工芸工業デザイン学科教授 西川聡
作者より
スリップウェアとはクリーム状の化粧土の上に化粧土で重ね掛けをし装飾をして焼き上げた陶器全般のことを言います。スリップウェアのやわらかくぽってりとした表現と化粧土を伸ばして出来た細い線組み合わせ、豊かな動きの植物模様を描きました。花畑や草花の茂みの一部を切り取ってうつわの上にバサッと乗せたような、自然に生きている花や草の印象を大切にし、花や葉っぱの葉脈一本一本生命を与えるように表現しました。
荒井彩乃
担当教員より
スリップウェアと呼ばれる液状の土(泥漿)で描かれた大皿である。
華やかで緻密な文様が描かれていながら、力強さも感じる。飾るだけでなく、使ってみたくなる器だ。
この作品はスポイトで垂らした泥漿を引っ掻いて複雑な文様を描いている。
植物の持つしなやかさと流動性を使ったこの表現の組み合わせも、作者の世界観とうまく調和している。使うことへの視点を忘れず、表現することを楽しんだ作品と言える。
工芸工業デザイン学科教授 西川聡