晴れの日A sunny day綿サテン|シルクスクリーンCotton satin | Silkscreen printingH5000 × W1120 ×5点
延々と続く柄がより魅力的に見えるようなテキスタイルを目指し制作しました。 幼い頃に経験した、ひいおばあちゃんのお葬式をモチーフにしています。 白と黒の非日常的な世界と、静かに漂っていた違和感を描きました。 お葬式は、終わりと始まりを内包するひとつの節目です。 たった一度きりの、大切な晴れの日です 宮下真由
これまでいつもお気に入りのボールペンで描き、強く印象に残った事柄をモチーフに、制作してきたように思います。夢で見た歯が宙に浮かぶ不思議な光景、大好きなモデルの髪の生え際など、モノトーンで静かな独自の世界感を、線描で創り上げてきました。今作では幼児期に初めて参列した親族の葬儀から着想しています。幼い彼女にとっての葬儀は、美味しいご馳走を食べ、遊んでもらった暖かい思い出として、5つの場面で構成され、1シーン毎に1 枚の布になっています。布幅を大胆に使ったイラストレーションの構成力と、軽快なリピートデザインに惹きつけられます。 工芸工業デザイン学科准教授 鈴木純子
作者より
延々と続く柄がより魅力的に見えるようなテキスタイルを目指し制作しました。
幼い頃に経験した、ひいおばあちゃんのお葬式をモチーフにしています。
白と黒の非日常的な世界と、静かに漂っていた違和感を描きました。
お葬式は、終わりと始まりを内包するひとつの節目です。
たった一度きりの、大切な晴れの日です
宮下真由
担当教員より
これまでいつもお気に入りのボールペンで描き、強く印象に残った事柄をモチーフに、制作してきたように思います。夢で見た歯が宙に浮かぶ不思議な光景、大好きなモデルの髪の生え際など、モノトーンで静かな独自の世界感を、線描で創り上げてきました。今作では幼児期に初めて参列した親族の葬儀から着想しています。幼い彼女にとっての葬儀は、美味しいご馳走を食べ、遊んでもらった暖かい思い出として、5つの場面で構成され、1シーン毎に1 枚の布になっています。布幅を大胆に使ったイラストレーションの構成力と、軽快なリピートデザインに惹きつけられます。
工芸工業デザイン学科准教授 鈴木純子