箱を開けるOpen the box紙、紐、ボタンPaper, cord, buttonH90 × W30 × D30mm ~ H250 × W190 × D190mm ×20点パネルPanelH515 × W364mm ×12点展開図Development viewH210 × W240mm ~ H490 × W240mm ×7点
私のテーマは「箱を開ける」です。箱を開けるという行為は、期待感や楽しさといった体験を提供できるものなのではないか?この考えから卒業制作を始めました。 作ってきたものは計12の「開け方」から仕組みや形を考えた箱です。 開けた時に手に伝わる感覚や、動かしたことで見え方が変化するということ、展開図を組み立て平面が立体になっていく様。箱を作り続け、こんな単純なことが実はとても面白いのだと気付きました。 この作品を通して「開ける」ということを楽しんでもらえたら幸いです。 清水美佐子
「やぶる」「スライドさせる」「回転させる」など、箱の開け方には様々な方法がある。この作品は箱の開け方を考えることで、箱が開くまでの展開や開ける時の手応えを楽しめるものとなっている。展示で示された箱を開けるための12の動作は、箱を作るためのアイデアになっているのと同時に、作者が発見した人と箱のコミュニケーション方法と言える。 また、作者のパッケージデザインに対する様々な思いを「開け方を作る」というシンプルな言葉に凝縮しながら、具体的な形に展開する方法を見つけていった制作プロセスも素晴らしかった。 視覚伝達デザイン学科准教授 石塚英樹
作者より
私のテーマは「箱を開ける」です。箱を開けるという行為は、期待感や楽しさといった体験を提供できるものなのではないか?この考えから卒業制作を始めました。
作ってきたものは計12の「開け方」から仕組みや形を考えた箱です。
開けた時に手に伝わる感覚や、動かしたことで見え方が変化するということ、展開図を組み立て平面が立体になっていく様。箱を作り続け、こんな単純なことが実はとても面白いのだと気付きました。
この作品を通して「開ける」ということを楽しんでもらえたら幸いです。
清水美佐子
担当教員より
「やぶる」「スライドさせる」「回転させる」など、箱の開け方には様々な方法がある。この作品は箱の開け方を考えることで、箱が開くまでの展開や開ける時の手応えを楽しめるものとなっている。展示で示された箱を開けるための12の動作は、箱を作るためのアイデアになっているのと同時に、作者が発見した人と箱のコミュニケーション方法と言える。
また、作者のパッケージデザインに対する様々な思いを「開け方を作る」というシンプルな言葉に凝縮しながら、具体的な形に展開する方法を見つけていった制作プロセスも素晴らしかった。
視覚伝達デザイン学科准教授 石塚英樹