金魚祭礼種図譜紙|ジークレー版画各H600 × W900mm ×10点
金魚と植物を掛けあわせて、日本の祭礼(行事・風習)を象徴する新品種を生み出す試みをした。審美性が重要視される品種改良において、種の垣根を超えても審美性を損なわず、成立することを目指した。 山田さゆり
日本で古くから観賞魚として庶民に親しまれ、珍重もされてきた金魚。人為的に品種改良を重ねる交配の文化が常態化し、違和感なく人のイメージによって創り上げられてきた歴史を持つ。本作品では、日本の祭礼を象徴する植物と種の特徴を生かした掛け合わせを行い、架空の新品種を生み出す試みを行った。詳細な生態図譜としてデジタルで描き起こし、ジークレー印刷で再現した。美しいからこそアイロニーが潜む作品となった。 通信教育課程 デザイン情報学科教授 上原幸子
作者より
金魚と植物を掛けあわせて、日本の祭礼(行事・風習)を象徴する新品種を生み出す試みをした。審美性が重要視される品種改良において、種の垣根を超えても審美性を損なわず、成立することを目指した。
山田さゆり
担当教員より
日本で古くから観賞魚として庶民に親しまれ、珍重もされてきた金魚。人為的に品種改良を重ねる交配の文化が常態化し、違和感なく人のイメージによって創り上げられてきた歴史を持つ。本作品では、日本の祭礼を象徴する植物と種の特徴を生かした掛け合わせを行い、架空の新品種を生み出す試みを行った。詳細な生態図譜としてデジタルで描き起こし、ジークレー印刷で再現した。美しいからこそアイロニーが潜む作品となった。
通信教育課程 デザイン情報学科教授 上原幸子