揺らめく記憶、漂う体温A wavering memory、drifting body temperature
トタン、ステンレスメッシュ、布ショー|8分9体
この作品は私たちが持つ記憶の感覚をテーマにしたファッションショーです。 記憶をあさることで見えてくる誰かの残像や、曖昧さ、いびつさ。またその人の息や温もりが頭の中で反響する様子を、舞台セットのトタン板のぼやけ方と衣装のステンレスメッシュのゆがみで表現しました。 伊藤琳/曽田桜
記憶という普遍的でありながらも曖昧なテーマを、独自の素材表現を通じて感覚を視覚的に表現した点を高く評価。素材の特性を最大限に生かしながら記憶の中に宿る温もりや歪みを効果的に演出、ファッションショーという形式を通じて動的に空間を作り上げ、記憶が揺らぎ続ける状況を生き生きと描き出し、観る者に強い没入感を与え詩的に捉えた演出とセノグラフィとファッションが巧みに融合した完成度の高い作品である。 空間演出デザイン学科教授 太田雅公
作者より
この作品は私たちが持つ記憶の感覚をテーマにしたファッションショーです。
記憶をあさることで見えてくる誰かの残像や、曖昧さ、いびつさ。またその人の息や温もりが頭の中で反響する様子を、舞台セットのトタン板のぼやけ方と衣装のステンレスメッシュのゆがみで表現しました。
伊藤琳/曽田桜
担当教員より
記憶という普遍的でありながらも曖昧なテーマを、独自の素材表現を通じて感覚を視覚的に表現した点を高く評価。素材の特性を最大限に生かしながら記憶の中に宿る温もりや歪みを効果的に演出、ファッションショーという形式を通じて動的に空間を作り上げ、記憶が揺らぎ続ける状況を生き生きと描き出し、観る者に強い没入感を与え詩的に捉えた演出とセノグラフィとファッションが巧みに融合した完成度の高い作品である。
空間演出デザイン学科教授 太田雅公