狭間に立つTorn between
インスタレーション|スチレンボード、木、アクリル絵具、新聞紙、アルミホイル、カットスポットH2700 × W4000 × D8000mm
記憶や経験は今の私たちの土台であり、過去があるからこそ今の私たちがいる。 この作品はロッカーの中に記憶の断片としての石像を入れることで、私自身の内面や時間軸、そして社会との関わりを見つめ直し、それを形にしたものです。 過去・現在・未来、秩序・無秩序といった対立する要素の狭間に立つ自分自身を、是非感じ取っていただければと思います。 岩本愛理/岡田凛
「秩序」と「無秩序」という二つの対立する概念を通じて人間の内面と社会との関係性を鋭く描き出した点が非常に印象的でモチーフのロッカーの整然とした外見と、内部に秘められた無秩序な記憶の断片を対比的に表現したアイデアは非常に深い洞察が感じられました。特に内部の石像を記憶の象徴として配置することで具体性と抽象性のバランスが取れ、観る者に多様な解釈を促す構成が秀逸。セノグラフィの美術的な力と演出の存在感が最大限に引き出された作品である。 空間演出デザイン学科教授 太田雅公
作者より
記憶や経験は今の私たちの土台であり、過去があるからこそ今の私たちがいる。
この作品はロッカーの中に記憶の断片としての石像を入れることで、私自身の内面や時間軸、そして社会との関わりを見つめ直し、それを形にしたものです。
過去・現在・未来、秩序・無秩序といった対立する要素の狭間に立つ自分自身を、是非感じ取っていただければと思います。
岩本愛理/岡田凛
担当教員より
「秩序」と「無秩序」という二つの対立する概念を通じて人間の内面と社会との関係性を鋭く描き出した点が非常に印象的でモチーフのロッカーの整然とした外見と、内部に秘められた無秩序な記憶の断片を対比的に表現したアイデアは非常に深い洞察が感じられました。特に内部の石像を記憶の象徴として配置することで具体性と抽象性のバランスが取れ、観る者に多様な解釈を促す構成が秀逸。セノグラフィの美術的な力と演出の存在感が最大限に引き出された作品である。
空間演出デザイン学科教授 太田雅公