息衝く
パフォーマンス|木、段ボール、アクリル絵具、針金、スチロール、プラスチック、ほかH9600 × W9600 × D3000mmサイズ可変
呼吸がくるしい 足りないのか、 吐き出しきれていないのか 街はたくさんの呼吸をのみこんで 私たちは灯りの一粒になる 心の内側を知らないまま、隣りあう それぞれを歪めながら、重なりあう 私たちは私たちのままで 共に生きていくことはできるだろうか 意識して、息を吸う ゆっくりと吐く 吸って、吐いて 吸って、吐いて 滝沢茉奈
「共生」という複雑なテーマに真正面から取り組み、自分自身や社会との葛藤を丁寧に表現し個人と街、つながりと孤独、消費と創造といった二律背反を深く考察し、パフォーマンス作品として展示期間中も問い続けられ、その制作と営みが途切れることなく続けられ答えの出ない問いを作品として問い続けたその姿勢に、強い意志と誠実さを感じ展示期間を通じて、観る人に問いを共有する力を持ち、セノグラフィとして非常に優れた作品である。 空間演出デザイン学科教授 太田雅公
作者より
呼吸がくるしい
足りないのか、
吐き出しきれていないのか
街はたくさんの呼吸をのみこんで
私たちは灯りの一粒になる
心の内側を知らないまま、隣りあう
それぞれを歪めながら、重なりあう
私たちは私たちのままで
共に生きていくことはできるだろうか
意識して、息を吸う
ゆっくりと吐く
吸って、吐いて
吸って、吐いて
滝沢茉奈
担当教員より
「共生」という複雑なテーマに真正面から取り組み、自分自身や社会との葛藤を丁寧に表現し個人と街、つながりと孤独、消費と創造といった二律背反を深く考察し、パフォーマンス作品として展示期間中も問い続けられ、その制作と営みが途切れることなく続けられ答えの出ない問いを作品として問い続けたその姿勢に、強い意志と誠実さを感じ展示期間を通じて、観る人に問いを共有する力を持ち、セノグラフィとして非常に優れた作品である。
空間演出デザイン学科教授 太田雅公