無題パネル、紙|リトグラフH500 × W1985mmH700 × W700mm各H995 × W650mm(3点)
この作品は、身近にある壺や花瓶などを描いたものです。 伊藤宗道
「自分は、壺や瓶を描きたいわけではなく、たまたま身近に、描けるものとしてモチーフにしている」と伊藤宗道は話す。 作者が描こうとしているのは、器という実像のみではなく、鏡や水に映る虚像、また、それらの影たちである。 日常的には、内側に液体を入れ、草花を生けるなどの用途で用いられる器の外を水で浸した状況は「常識の在り方とは何か?」という疑問を観る側に投げかける。 ヒトという生き物の多面性や、このセカイで起こり得る事象の多義性を、描いたものと刷られたものの像が反転するリトグラフという版技法によって、刷り重ね、継ぎ足すことで、直接的に表現しようと試みている。 造形学部 通信教育課程 油絵学科非常勤講師(版画コース) 小森琢己
作者より
この作品は、身近にある壺や花瓶などを描いたものです。
伊藤宗道
担当教員より
「自分は、壺や瓶を描きたいわけではなく、たまたま身近に、描けるものとしてモチーフにしている」と伊藤宗道は話す。
作者が描こうとしているのは、器という実像のみではなく、鏡や水に映る虚像、また、それらの影たちである。
日常的には、内側に液体を入れ、草花を生けるなどの用途で用いられる器の外を水で浸した状況は「常識の在り方とは何か?」という疑問を観る側に投げかける。
ヒトという生き物の多面性や、このセカイで起こり得る事象の多義性を、描いたものと刷られたものの像が反転するリトグラフという版技法によって、刷り重ね、継ぎ足すことで、直接的に表現しようと試みている。
造形学部 通信教育課程 油絵学科非常勤講師(版画コース)
小森琢己