THE・MANGANAIZERコンピュータ、Webカメラ、LEDビデオライト、プロジェクタ、ほか投影面|H1900 × W1000mm
馬の顔を見分けることは困難である。 一方で、幾何学的に似通っている人間の顔を、私たちはたやすく見分けることができる。そうかと思うと、似顔絵作家が描く極端にデフォルメされた顔を見て、私たちは「似ている」と感じる。 THE・MANGANIZERは、人の顔を読み取り、その顔の特徴に応じてデフォルメ(マンガナイズ)するシステムである。 私はこの作品の制作を通じて、人が他人の顔を識別したり「似ている」と感じるプロセスに触れたいと思った。 阿部正敏
極端にデフォルメされたイラストでも、私たちはモデルになった人を知っていれば、その人を描いたということを認識することができます。この能力は当たり前のようで実はとても高度な認知能力です。この作品はそのメカニズムをプログラミングで再現することを通して、人間の認知能力やイラストレーションの魅力について探求しています。感覚や努力によって支えられていたイラストレーションの世界を人間の認知やビッグデータ、AIからアプローチした意欲的な作品です。 造形学部 通信教育課程 デザイン情報学科教授(デザインシステムコース) 清水恒平
作者より
馬の顔を見分けることは困難である。
一方で、幾何学的に似通っている人間の顔を、私たちはたやすく見分けることができる。そうかと思うと、似顔絵作家が描く極端にデフォルメされた顔を見て、私たちは「似ている」と感じる。
THE・MANGANIZERは、人の顔を読み取り、その顔の特徴に応じてデフォルメ(マンガナイズ)するシステムである。
私はこの作品の制作を通じて、人が他人の顔を識別したり「似ている」と感じるプロセスに触れたいと思った。
阿部正敏
担当教員より
極端にデフォルメされたイラストでも、私たちはモデルになった人を知っていれば、その人を描いたということを認識することができます。この能力は当たり前のようで実はとても高度な認知能力です。この作品はそのメカニズムをプログラミングで再現することを通して、人間の認知能力やイラストレーションの魅力について探求しています。感覚や努力によって支えられていたイラストレーションの世界を人間の認知やビッグデータ、AIからアプローチした意欲的な作品です。
造形学部 通信教育課程 デザイン情報学科教授(デザインシステムコース) 清水恒平