未来の収穫The Future Harvest
インスタレーション約H200 × W200mm(10点)
本作品は、2045年の架空のバイオテック企業が遺伝子編集で新種のトウモロコシを発表する未来を描きました。現在の日本の農業のあり方や世界的なモノカルチャーによる農業システムなど、技術の進歩とともに変化する倫理観と、自然や文化の価値についてを問いかける作品です。 浅井良子
食料の安定供給を目指し、遺伝子組み換えをはじめとする品種改良が世界的規模で行われるようになって久しい。その代表格とも言える穀物の中でも、飼料として欠かせないトウモロコシに着目。現在のトウモロコシからは想像もつかないような原種の姿に始まり、変化し続ける将来のトウモロコシの姿を、樹脂粘土を用いて可視化した。展示会場を架空のバイオテック企業による新作発表会に見立て、シニカルな提言を込めた。 造形学部 通信教育課程 教授 上原幸子
作者より
本作品は、2045年の架空のバイオテック企業が遺伝子編集で新種のトウモロコシを発表する未来を描きました。現在の日本の農業のあり方や世界的なモノカルチャーによる農業システムなど、技術の進歩とともに変化する倫理観と、自然や文化の価値についてを問いかける作品です。
浅井良子
担当教員より
食料の安定供給を目指し、遺伝子組み換えをはじめとする品種改良が世界的規模で行われるようになって久しい。その代表格とも言える穀物の中でも、飼料として欠かせないトウモロコシに着目。現在のトウモロコシからは想像もつかないような原種の姿に始まり、変化し続ける将来のトウモロコシの姿を、樹脂粘土を用いて可視化した。展示会場を架空のバイオテック企業による新作発表会に見立て、シニカルな提言を込めた。
造形学部 通信教育課程 教授 上原幸子