感情のシークエンスSequence of emotions
プレゼンテーション|紙、モデリングペースト、スタイロフォーム、スチレンペーパー、樹脂、樹木模型|H800 × W1500 × D750mmパネル|H2000 × W1800mm
私たちは日々様々な感情の移り変わりの中で生きています。感情を細分化すると2000種類あるという言説があり、私たちはその微々たる変化に生かされているのです。私は自身の体験を基に[−] → [+]へと変化させる心の躍る瞬間を建築空間によって生み出せないものかと考え、感情に作用する建築の形態分析とその応用による実践を行い、コミュニティーセンターに機能を落とし込む設計をしました。設計手法には様々な手掛かりがありますが、ここでは「感情」を手がかりとして感情の動きをもたらす建築とその周辺の設計を行います。その場合に創造され得る空間について模索した一つの試みです。 大塚歩
感情に作用する建築の形態分析とその応用から実践を行なった作品である。修士研究で行った「心踊る感情の動きをもたらす建築」を設計する上で、他者の視点としてアニメーション作品の映像研究をベースとしている。修士研究における分析データを丁寧に具体的な条件に落とし込みながら建築設計としてまとめ上げた作品である。研究から制作へ時間をかけて思考した作品は設計密度も高く、プレゼンテーションも秀逸であり高く評価された。 建築学科教授 布施茂
作者より
私たちは日々様々な感情の移り変わりの中で生きています。感情を細分化すると2000種類あるという言説があり、私たちはその微々たる変化に生かされているのです。私は自身の体験を基に[−] → [+]へと変化させる心の躍る瞬間を建築空間によって生み出せないものかと考え、感情に作用する建築の形態分析とその応用による実践を行い、コミュニティーセンターに機能を落とし込む設計をしました。設計手法には様々な手掛かりがありますが、ここでは「感情」を手がかりとして感情の動きをもたらす建築とその周辺の設計を行います。その場合に創造され得る空間について模索した一つの試みです。
大塚歩
担当教員より
感情に作用する建築の形態分析とその応用から実践を行なった作品である。修士研究で行った「心踊る感情の動きをもたらす建築」を設計する上で、他者の視点としてアニメーション作品の映像研究をベースとしている。修士研究における分析データを丁寧に具体的な条件に落とし込みながら建築設計としてまとめ上げた作品である。研究から制作へ時間をかけて思考した作品は設計密度も高く、プレゼンテーションも秀逸であり高く評価された。
建築学科教授 布施茂