Feikureiyaadocoode’sインスタレーション|油絵具、アクリル絵具、オイルパステル、紙、FRP、石膏、発泡スチロール、ロープ、パテ、マスキングテープ、ほかサイズ可変
リバーシブルな服はお得なような気がして買ってしまう。 リバーシブルな服はその日のコーデの仕方によって変えることができる。 リバーシブルな服は一方の面が派手でもう一方の面がシンプルだと、着たときのチラ見えギャップを楽しめるコーデができる。 リバーシブルな服は両方の面がガラ×ガラでも楽しいコーデができる。 リバーシブルな服はやっぱり色々便利だと思う。 田岡智美
田岡はストリートファッションに興味を持ち、絵画と洋服の親和性について考察を重ねてきた。絵画が平面上に描かれたものであれば、洋服は平面を立体的に裁断し縫い合わせたものだといえるだろう。そのように考えれば絵画と洋服の親和性は高い。平面と立体といった二元論を超える「表面」への関心こそ、田岡の作品の大きな特徴だろう。またストリートファッションの世界では古いもの、破れているもの、チープなものが時に価値を持ち、アレンジ次第では如何様にも姿を変えることができる。では美術作品はどうか?文化にヒエラルキーを持ち込まず、それらを行き来させることで、新たな造形への可能性を彼女は開いたといえるだろう。 油絵学科教授 丸山直文
作者より
リバーシブルな服はお得なような気がして買ってしまう。
リバーシブルな服はその日のコーデの仕方によって変えることができる。
リバーシブルな服は一方の面が派手でもう一方の面がシンプルだと、着たときのチラ見えギャップを楽しめるコーデができる。
リバーシブルな服は両方の面がガラ×ガラでも楽しいコーデができる。
リバーシブルな服はやっぱり色々便利だと思う。
田岡智美
担当教員より
田岡はストリートファッションに興味を持ち、絵画と洋服の親和性について考察を重ねてきた。絵画が平面上に描かれたものであれば、洋服は平面を立体的に裁断し縫い合わせたものだといえるだろう。そのように考えれば絵画と洋服の親和性は高い。平面と立体といった二元論を超える「表面」への関心こそ、田岡の作品の大きな特徴だろう。またストリートファッションの世界では古いもの、破れているもの、チープなものが時に価値を持ち、アレンジ次第では如何様にも姿を変えることができる。では美術作品はどうか?文化にヒエラルキーを持ち込まず、それらを行き来させることで、新たな造形への可能性を彼女は開いたといえるだろう。
油絵学科教授 丸山直文