一日の流れの特異プレゼンテーション|スチレンボード、スノーマット、スタイロフォーム、紙、アクリルプレゼンボード|H1590 × W3360mm模型|H650 × W2700 × D900mm、H200 × W800 × D200mm
設計の中で、長方形を切り空間を構成するパーツが生まれたら、残りのパーツはどこに活きるのか。 スケールの異なる空間を複合させた時どう変化するのか。 構築する中で個々のつながり方のちぐはぐが増殖し、その小さな変化を持つ。 研究を通して宗教的な空間性から自身と空間の結びつきにより、自身がいる空間を無意識に分析し呼応していく。 空間の知覚までの「タイムラグ」の空間性と空間構成自体のちぐはぐとが絡み合い各々にとっての「印象」を生んでいく。 矢舗礼子
飯田橋駅に近い神楽坂の一角に位置する敷地に「開かれた場」を計画している。この密集地に不特定多数の利用を前提とした用途を平面的、断面的にも細分化し、多様なスケールからなる空間を連鎖させた複合施設の提案である。この独特なスケール感とマテリアルがつくりだすシークエンスの集積こそが、この作品であるとも言える。設計過程における模型スタディによって複雑な形態と空間の繋がりをひとつの建築として統合する力量は秀逸である。 建築学科教授 布施茂
作者より
設計の中で、長方形を切り空間を構成するパーツが生まれたら、残りのパーツはどこに活きるのか。
スケールの異なる空間を複合させた時どう変化するのか。
構築する中で個々のつながり方のちぐはぐが増殖し、その小さな変化を持つ。
研究を通して宗教的な空間性から自身と空間の結びつきにより、自身がいる空間を無意識に分析し呼応していく。
空間の知覚までの「タイムラグ」の空間性と空間構成自体のちぐはぐとが絡み合い各々にとっての「印象」を生んでいく。
矢舗礼子
担当教員より
飯田橋駅に近い神楽坂の一角に位置する敷地に「開かれた場」を計画している。この密集地に不特定多数の利用を前提とした用途を平面的、断面的にも細分化し、多様なスケールからなる空間を連鎖させた複合施設の提案である。この独特なスケール感とマテリアルがつくりだすシークエンスの集積こそが、この作品であるとも言える。設計過程における模型スタディによって複雑な形態と空間の繋がりをひとつの建築として統合する力量は秀逸である。
建築学科教授 布施茂