まつ土佐麻紙、岩絵具、水干絵具、アクリル絵具、箔H1940 × W6670mm
狩野派や能舞台の松の木にインスピレーションを受け、現代のモチーフを取り入れながら制作しました。また、松の木の「まつ」と待っている「まつ」を言葉遊びのように掛け合わせて表現しました。 寺野葉
寺野葉は修了制作において、日常の風景に眼差しを向け作品に昇華した。能舞台の「老松」など、伝統的な日本画の題材に基づく様式美を取り入れつつも写実的な描写や空間表現などを用いている。また江戸時代から続く東京の「粋」の文化を軸に、人々の生活や心の機微を映し出すような、実に巧みな画面構成からなる優れた作品であった。 日本画学科教授 岩田壮平
作者より
狩野派や能舞台の松の木にインスピレーションを受け、現代のモチーフを取り入れながら制作しました。また、松の木の「まつ」と待っている「まつ」を言葉遊びのように掛け合わせて表現しました。
寺野葉
担当教員より
寺野葉は修了制作において、日常の風景に眼差しを向け作品に昇華した。能舞台の「老松」など、伝統的な日本画の題材に基づく様式美を取り入れつつも写実的な描写や空間表現などを用いている。また江戸時代から続く東京の「粋」の文化を軸に、人々の生活や心の機微を映し出すような、実に巧みな画面構成からなる優れた作品であった。
日本画学科教授 岩田壮平